よもぎた村のわんこの農園 -増尾農園ブログ-

青森県の蓬田村という小さな村で2018年に就農、ミニトマトを作ります。

夏野菜を植えました

ミニトマトは今のところ順調に育っています。人間のほうは、トマトの生育状況を見ながら、「水やり」「わき芽かき」「誘引」「受粉」などを日替わりでやっています。ほかにもやるべきことはあるものの、少し落ち着いています。

 

となると、今のうちにやっておきたいのが家庭菜園のほう。というわけで、またいろいろ植えました。

 

こちらはカボチャ。

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もやがかかったようになっているのはこんなドームの中だから。

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周りを覆っているのは稲わらは、ご近所さんに分けてもらいました。今は2株ですが、今育苗中のものもあるので、もうちょっと増える予定。

 

こちらは家の庭の畑。畑らしくなりました。

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手前のトンネルはトウモロコシの種を蒔いたところ。その隣のペットボトル(4L焼酎のボトル)の中には落花生が↓。

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肥料袋で囲ってあるのは、ナス・ピーマン・キュウリ・オクラ・ズッキーニです。枝豆とインゲンの種もまきました。

 

この辺りはとても風が強いので、植えたばかりの苗が風でダメージを負うこともしばしばあります。今回はどれだけのものがうまくいくかな・・・???

 

ついでに。またハウスの中に植えてしまいました。こちらはベビーリーフ(いろいろな葉物野菜の芽)です。今後パクチーやバジルも植える予定。f:id:y-morit:20190516223012j:plain

 

 

桃太郎トマトを植えました。

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この写真では、ミニトマトの苗との違いもよく分からないのですが・・・。

 

実は、ハウスの中に1畝だけ、大玉トマトや出荷用とは異なる品種のミニトマトを植えることにしました。(うちでは「バラエティゾーン」と呼んでいます)

今日は大玉トマトですが、ほかにも黄色やオレンジのミニトマトなどもあります。

 

苗では違いが分からないので、実が付いた頃にご紹介できればと思っています。

どんなトマト・ミニトマトが出来るのか、乞うご期待!

この時期欠かせないモノ。

ミニトマトの実がちらほらと見えるようになってきました。

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この時期にやることと言えば、先日ご紹介した「水やり」「受粉」のほかに、「わき芽かき」と「誘引」があります。

 

こちらは「わき芽かき」。

f:id:y-morit:20190513221714j:plain黒丸の、葉の付け根から伸びているのがわき芽。とくに花房の下は勢いが強く、あっという間に大きくなります。

で、取っちゃう。

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取ったわき芽、天ぷらにして食べることも出来ます。味は・・・可もなく不可もなく。それから、ポットに挿し木にしておけば、苗にもなりますよ。

 

こちらが「誘引」。

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トマトは、支えがなければ地這いで育っていく植物です。なので、支柱などを使って上へ上へと誘導します。誘引のテープは「光分解テープ」といって、太陽光でいずれ分解される、自然に優しい資材です。(が、テープを止めている針はホチキス針です・・・)

 

これが誘引用のテープナー。

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ついでに。低段作業の必需品、コロコロ椅子。

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この子がいなければ、低段作業はしゃがみ仕事地獄です。ありがたや、ありがたや。

寒い夜だから・・・。

昨晩、というか今朝は3℃ぐらいまで気温が下がりました。

定植したその日にここまで下がると、ちょっと焦ります。

とはいえ、私らにできることは限られています。

 

その1。

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だるまストーブです。冬、家の中で使っているもの。

 

その2。

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練炭です。

 

昨日の夜から今朝までほぼ12時間、いずれも燃え続けてくれました。ま、とてもハウス内全体を温められるものではありませんが、冷えやすい入口付近のダメージを和らげることは出来たと思います。

 

そのご褒美と言うわけでもないでしょうが、トマトの葉先にきらきらと小さな滴が。

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葉露が上がるのは、しっかりと根が活着した証拠で、朝の限られた時間だけしか見られません。元気出よかった-。

 

気温の低い夜はもう2~3日続きそうなので、トマト共々風邪を引かないようにしないと。

定植(第3弾)を終え、全棟に苗が入りました!

今日、定植(第3弾)が終わりました!

これでわが家のハウス3棟全部に苗が植えられたことになります(一部残っているところもありますが)。

 

今日植えた苗は、これまでのとはちょっと違います。

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通常は主茎を1本伸ばすのですが、これは「2本仕立て」にした苗です。

 

「2本仕立て」は、一度、葉を全部落とします(全部落とさない方法もあります)。

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これは4月23日の写真。こんなふうに葉っぱを落として、枝の付け根ののところから出てくる芽(=わき芽)を伸ばしたのが、一番上の写真です。 

 

2本仕立ての良いところは、

1)「1株で2株分」なので苗代が半分で済む

2)収穫のピークが他より遅くなるので、シーズン後半にも安定した収穫が期待できる(ただし、それにはそれなりの技術が必要ですが)

というところでしょうか。

 

一方、デメリットは

1)「1株で2株分」とはいっても2株よりは収量が少なくなる

2)2本の大きさが揃わず、生育管理が煩雑になること(一番上の写真をよく見ると、左右の茎の太さの違いが分かると思います。これでも左右が揃っているほう)

というところです。

 

すべて植え終わっても、ハウス内はこんな感じ。f:id:y-morit:20190510222113j:plain

支柱の数に対して苗の数は半分なので、閑散としてます。。。

 

ちなみにこちらの写真、ある理由で除外したのですが、なぜか分かるでしょうか。

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わが家では「接ぎ木苗」(病気への耐性のある「台木」に、実を収穫する「穂木」を接いだ苗)を使っています。この苗では、赤い丸のところが接ぎ目です。

 

なので、この接ぎ目の下から伸びている左右2本の茎は「台木」です。もし、これを植えて左右の茎を伸ばしたとしても、美味しいミニトマトはなりません。

 

おもしろいでしょ?(笑

トマトのハウスで採れるのは・・・

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写真の左側は。ビニールハウスの裾部分です。通常、シーズン中はここは雑草に覆われます。が、ここに移っているのは雑草ではありません。ニラです。去年、植えました。(といっても、ハウスのごく一部です)

 

ニラは、一度植えると数年収穫できます。ハウスの裾には雨水も染みこみやすいので、ほとんど何もしなくてもこんなに立派になりました。

 

というわけで、今日の晩ご飯はニラ玉です。ちなみにニラと一緒に移っているのはレッドマスタードからし菜)のベビーリーフです。

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定植後、順調。

今日は天気は良かったものの、風が強い日でした。ハウスのビニールが風で打ち叩かれて、轟音の中での作業です。

 

4月30日の最初の定植から8日目となりました。まずまず順調です。

苗を上から見るとこんな感じ。

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葉っぱが3方向にきれいに展開しています。根っこが畑の土までしっかり伸びて、水を吸えるようになりました(=活着)。

 

一方、6日に植えた苗を上から見るとこんな感じ。

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葉っぱが下にくるんと丸まってますよね。

横からみるとこんな感じ。

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上のほうの葉っぱは濃い緑なのに、下の葉っぱが黄緑なのが分かると思います。

これこそ、地中で一生懸命根っこを張るために奮闘している姿、だそうです。人間は何もしないで見守るだけ、です。

 

というわけで、今日は最初に定植した苗のお世話の日。

まずは水やり。

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影で見にくいですけど、こんな感じで1株に2~300ccずつ水やりしました。

 

こちらもれっきとしたお仕事。

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これで受粉作業をしています。黒いへらのようなものは電動歯ブラシのように振動していて、これで花房の上あたりを触ると花粉が振り落とされてめしべに付く、というわけ。某作業員は「花粉が落ちるのが見える♪」と喜んでいました。

 

こうした生育管理と平行して、定植(第3弾)に向けての準備も進めています。