よもぎた村のわんこの農園 -増尾農園ブログ-

青森県の蓬田村という小さな村で2018年に就農、ミニトマトを作ります。

今季ももうすぐ終わり

こちらは白鳥が飛来し、晩秋というか、冬の訪れを間近に感じる今日この頃です。でもまだミニトマトの収穫・出荷は続いてます。とはいえ、あと2週間ぐらいでしょうか。

 

先日は「あおもりマルシェ」という、青森の農家さんたちが企画・運営している青空市に出店させていただきました。

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ミニトマト数種類と大玉トマト、それに加えてさつまいも・じゃがいも・かぼちゃ・ヤーコンと、うちにある野菜をかき集めて持って行ったような感じでしたが、そのほとんどを、なんとか売ることができました。

 

今年は勉強になることの多いシーズンでした。

とりわけ7月下旬からの青森らしからぬ暑さで、8月にはトマトが一気に色づいてしましました。私らはその収穫・出荷に日々追われてヘロヘロでしたが、価格はこれまでにないぐらいの最安値。大量にものが出回れば、そりゃ安くなりますよね。モチベーションの下がる夏でした。

 

さらに、猛暑の8月には通常の根からの水やりだけでなく、茎葉にも水をかけるなどの対応が必要でしたが、こちらは収穫と出荷で手一杯。結果、落花や着果不良などが増え、9月の出荷量は極端に減りました。これもまあ、どこも一緒だったようで、そうなると価格は高騰。あーあ。

 

そんな感じで、気持ちの疲労感が抜けたのは9月の下旬ぐらいでしょうか。シーズンの最初の頃には、直売所での販売に加えてネット販売も予定していましたが、思うようにできませんでした。そうこうしているうちに10月も下旬になってしましました。

 

と、きついシーズンではありましたが、「農業の厳しさを教えられた1年」としてはとても良かったと思います。まだ今シーズンが終わったわけではありませんが、気持ちは早くも来年に向かいつつあり、いろいろ考えると楽しいです。