よもぎた村のわんこの農園 -増尾農園ブログ-

青森県の蓬田村という小さな村で2018年に就農、ミニトマトを作ります。

嵐のあとの、穏やかな日々。

先週末の荒れた天気からうって変わって、日曜日からはいい天気が続きました。

苗にもそれほど荒天の影響は出ていないようで、まずは一安心。

(他の農家さんの所では、低温・過湿状態の後の急激な日照のせいか、一部の葉が焼ける(枯れる)ような症状がでたところもあるようです)

 

で、今週まずやったのはポット苗の「ずらし」。

これまではポットとポットを密着させて置いていましたが・・・、

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前後左右にそれぞれポット1個分ぐらいのスペースができるように、離しました。

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するとハウスの中はこんな感じ。

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最初からポット同士を離して置くとわき芽が出やすいそうで、隣り合った葉と葉が重なるぐらいまで生長したところでポットを離すとのことです。

 

次は定植した苗のほう。植えたばかりのときに比べると、少し逞しくなったような。

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そこで、花房下のわき芽かきをしました。

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「わき芽かき」before↓、

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 after。

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「わき芽」が出てくるのと根っこが伸びるのとは連動しているので、定植後に根を張らせるためにわき芽は残しておきたいのですが、花房の下のわき芽はすぐに大きくなってしまうので取りました。

 

続いて行ったのは「誘引」。これがその道具。大きなホチキスみたいなものです。

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茎を支柱に寄せて、このホチキスのテープでくくって留めます。

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こんな感じ。

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かなり斜めになっていますが、トマトはすぐに上を向いて伸びていくので平気です。

 

おまけ。

この時点でのわき芽かきや誘引など、低い位置での作業の強い味方がこちら。

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「ガーデンチェア」と言うようですが、私たちは「コロコロ」と呼んでいます。立ったりしゃがんだりすることなく移動しながら作業できるので、重宝してます。

 

こうした作業をしているうちに土も乾いてきたので、通路にマルチを敷きました。

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マルチを敷くのは、雑草を抑えるためと、土ぼこりを抑えるためです。土ぼこりがトマトに付着することで病気になることもあるので(なのに、畝の上には土が・・・)。

 

だんだん、トマトのハウスらしくなってきました。