よもぎた村のわんこの農園 -増尾農園ブログ-

青森県の蓬田村という小さな村で2018年に就農、ミニトマトを作ります。

悪天候に悪戦苦闘

5/18、19と、非常に天気の悪い日が続きました。

 

最高気温は10度以下で3月並み。24時間の雨量が平年の5月1か月分の雨量に相当するという大雨。瞬間最大風速が20mを超えるような暴風。特に土曜日は家の中にいても不安になるような暴雨風でした。

 

ようやくハウス1棟分の定植を終えたばかりの新米農家としては、「ハウスは大丈夫か」「トマトは大丈夫か」と気を揉むばかり。

 

土曜日の朝。前日より雨は弱まりました。

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ハウスとハウスの間には幅1m、深さ50cm位の溝が掘ってあるのですが、すっかり川になっています。

 

ハウスの中。

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通路の土が茶色いのは、外の雨水が染みこんで上がってきているためです。畝の右側(ハウスの中央)の通路まで水が染みています。

 

こっちは雨漏り対策。

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ビニルに開いた穴やハウスの部材のつなぎ目などから雨漏りしてますが、これには古典的な方法でしか対応できません。。。

 

トマト・ミニトマトの栽培では、水はごく少量ずつしか与えません。なので、こんなに水が染みているのはあまり良くないのですが、ハウス内に雨水が流れ込んできて水浸しにならなかっただけ、良しとしないとね。

 

一方、気温は金曜日より土曜日のほうが低くなるという予報(最高気温が8℃)だったので、ストーブを持ち込みました。普通に家で冬に使っていたものです。

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トマトは気温が12度を下回ると、生育に影響が出ると言われています。ビニルハウス1棟にこのストーブ1台ではパワー不足ですが、それでも日曜日の朝まで夜通し働いてくれたおかげで、ハウスの中は15℃ぐらいで保たれていたようです。

 

とまあ、ヤキモキした2日間でした。

トマトへの影響の有無は分かりませんが、たぶん大丈夫なんじゃないかな?

何はともあれ、トマトも人も大きな被害がなくて良かったです。